風の歌を聴きながら

韓国語レベル万年中級者の気まぐれ翻訳ブログ。

H1GHR MUSIC インタビュー(W Korea)【和訳】

하이어뮤직레코즈 아티스트 전원과 함께한 더블유 화보 | 더블유 코리아 (W Korea)

2020.07.23

 

H1ghr than H1gh (ハイヤーミュージックレコーズアーティスト)

今ないもの以外はすべてある H1GHR MUSIC レコーズのアーティスト全員が集まった。意義深い初のコンピレーションアルバムの発売を目前に、彼らの始まりであるパクジェボムと共に。

 

H1GHR MUSICアーティスト全員がノンヒョン洞のとあるスタジオに集まった日、天気がウソのように変化した。朝から午前中いっぱいはすぐにでも雨が降りそうな大気が停滞していたのだが、撮影場所に歩いていく道中、日が差し始めたのだ。アーティスト12人中、最初にスタジオに到着したのはハオンとBig Naughty(ソドンヒョン)、そして<W>グラビアを通して初めて存在を明らかにしたTRADE Lだった。3人の平均年齢は18.6歳だ。H1GHR MUSICで一番若い、ある意味レーベルの未来となる存在がノンヒョン洞に現れた途端、街が明るくなったという偶然。時間差で他のアーティストたちが登場した。彼らは前日夜までミュージックビデオの撮影をしており、一日を<W>のために空けてくれたあと、翌日に再び撮影を控えている。会社の関係者は最近、今までより全スタッフが真剣に集中していると話した。8月にはH1GHR MUSICの名前で初のコンピレーションアルバムがリリースされるからだ。

 

今H1GHR MUSICはお互いに励まし合いながらやるという雰囲気が強いです。今やH1GHR MUSICというブランドを証明し、さらに確実に見せていかなければならないタイミングということです。AOMGも初めはこういう雰囲気でした。アイドルをしていたパクジェボムを疑う視線の中で、認められたい、見せたいものが多かったので、余計に団結しました。今はそれぞれ個人的にキャリアを発展させていける段階です。H1GHR MUSICの全てのアーティストもじきにそうなるでしょう。」広いスタジオを歩き回りながらみんなに一言ずつ声を掛けるパクジェボムが言った。パクジェボムがグローバルヒップホップレーベルを夢見て作ったH1GHR MUSICは、2017年夏に発足した。パクジェボムという共通分母のせいでAOMGの傘下と認識されることもあるが、ふたつのレーベルは別個だ。あえて比較するならば、AOMGより「ヤング」な者たちがここに所属しており、AOMGも出せていないコンピレーションアルバムを出す予定だ。「H1GHR MUSICが大きくなるにつれ、どうすればみんなが一緒に世に知られることができるか考えました。その答えが、コンピレーションアルバムの制作でした。」H1GHRというブラントのレベルと底力を見せてくれるこのアルバムは、それぞれ15曲ほどのトラックが収録された2つのパートで構成されている。寡黙ながらもヒップホップ本来のかっこよさと本心を込めたパート1、相対的に軽くポップな感じに近いパート2だ。

 

グラビア撮影日はSik-Kが軍に入隊する3日前でもあった。撮影現場で私たちが行う重要事項のうちの一つが、まさに「断髪式」だった。ヘアスタイリストがラグジュアリーブラントのジュエリーを慎重に扱うように、頭を刈る機械を取り出した。すぐ翌日にミュージックビデオの撮影があるため、Sik-Kは、完全な坊主ではなく「デザイン」が少しあることを望んだ。難しいミッションを引き受けたのはパクジェボムだ。彼が意を決して「作業」を始めるやいなや、全アーティストと現場のスタッフたちが陣を張ってその様子を見守った。がやがやと愉快な場面に演出されるだろうと前もって想像したが、かなり緊張感の流れる時間。どうせ刈るのだから、とサッパリ全部刈ってしまった全過程を、私たちはYouTube用の動画として残した。

 

「僕は働くときには全てを捧げます。こうしてグラビアひとつを撮るようなときも、どれほど大変な過程を経て完成するのか知っているので、自分を注ぎ込もうとします。それくらい、周りの人たちにも一生懸命やろうと進んで言っています。最近、『人間は結局一人だ』とよく考えるようになりました。恋愛をしても、家族や友達がいても、死ぬときは一人で死ぬんです。生きてる間は後悔のないように、純粋な気持ちで自分を捧げようと思います。」数ヶ月前、Off-WhiteのショーでVirgil Ablohに会ったという「ハッスルライフ」のアイコンSik-Kが「一人」を語る。彼は6月にフルアルバム<Headliner>を発売した。'Gang' Remixの音源を出し、'Gang' メンバーと<ユヒヨルのスケッチブック>にも出演し、コンピレーションアルバムの作業まで終えた。<W>グラビア撮影の翌日、ミュージックビデオの撮影を夜までこなし、すぐ入隊という流れだ。「もともと3月に入隊予定でしたが、コロナの影響で延期になった間に'Gang'をやることになって...運命が導くまま努力すれば、機会は与えられるのだと思います。」「音楽」をするとき、ビジュアルやパフォーマンスなど全てをひとつのパッケージにして連想することができるSik-Kは、いつか、他のアーティスのアルバム全般をディレクティングするプロデューサー、制作者になることを思い描く。'Gang' Remixも、最近ピの曲作業のためにピと交流していたSik-Kが、即興で提案した末に作り上げた結果だ。コンピレーションアルバムの話し合いのために集まった場には、パクジェボム、Sik-K、pH-1、そしてハオンがいた。雰囲気を換気するためにアイディアとして出てきたリミックス作業の話に、全員がその場ですぐに歌詞を書き、レコーディングまで終えた。

 

「'Gang' Remixをリリースした日、音源チャートで50位くらいから下の方を見てみました。なかったんですよね。楽しさで進めた作業だったので、そうだよなぁ、と思ったのですが、かなり上の方に'Gang' Remixがありました。9位にランクインしてたんです。」pH-1は、ちょうどその日がH1GHR MUSICの3周年記念の日だったので色々と「慶事」だった、と記憶している。どうすればキャリアをもう一段階上に持っていけるのか、悩んでいた日々の中での出来事だった。柔らかな音色を持つ彼は、パクジェボムが以前からインタビューで持ち上げていた人物だ。アメリカから単身で韓国に戻り過ごした数年間、彼は、認知度が高くなるにつれ周囲に人は増えたが、その中のどこにも属していないと感じもした。「人間パクジュノンを愛してくれて、心を開いておくことのできる関係は多くないと思います。悪質コメントや、良くない匿名メッセージにメンタルがやられたりもしました。どうすればこの寂しさと良くない言葉たちから自分を守れるか。」数年前パクジェボムは、仕事がうまくいかず悩んでいた彼に、全て「タイミング」があると助言した。今年の初め、pH-1が初の単独コンサートを行ったとき、2人はアンコールステージで「Orange」を共に歌った。パクジェボムはマイクを持っていない方の手で満席の客席を指し、目ではpH-1を見つめながらこのようにラップを吐き出した。「pH-1、覚えてるか?お前が前に悩んでたじゃん。俺が全てタイミングがあるって言ったよな。今、見てみろ、俺は占い師かも」 悩む日々を送ってきたpH-1は鳥肌が立つほどに感動的だったと、その瞬間を今でも覚えている。

 

今、悩みの多い人がここにもいます。もう<高等ラッパー>の自主退学した高校生ではなくなったハオン、そして昨年<Shoe Me The Money>を通して空からスッと落ちてきたように登場したBig Naughty。「悩んだり大変なポイントが単純に音楽だけではないようです。天気みたいに、自分がいるところに付いてくるものがあります。天気をどうすることも出来ないように、ただ受け入れます。」ハオンが十分に満足するだけの音楽をやり続けるならば、彼はヒップホップシーンの哲学者になるだろう。ビワイが「神様」にバリエーションを与えるとしたら、ハオンは瞑想を通して悟った真理を叙事的に歌詞に落とし込もうとする。最近は、「瞑想は考えを捨てることだと思っていましたが、実際には瞑想と思惟が併せて行われなければならない」ということに気付いたという知らせだ。行き詰まるたびにYouTubeの代わりに本を手にする21歳。Big Naughtyはデウォン外国語高校に入学する前、母が聴かせてくれたビンジノの「Dali,Van,Picasso」でヒップホップに出会ってしまった。人生初のステージ経験である<Show Me The Money>でさかんに注目を浴びる中、Big Naughtyに真っ先にプロポーズをしたのがH1GHR MUSICだ。シンギングラップを披露し人目を集めたため、初アルバムはシンギングラップで行くべきか?幸せだから音楽をしているのに、数年も経たずに興味がなくなったら?音楽のために勉強をしっかり出来なかった時期のしわ寄せが来たら、果たしてどのような選択肢があるだろうか?最近の彼の頭の中には、人には簡単に打ち明けられない仮定法が混在している。レーベルと契約して、これ以上アマチュアではない道に進んだ彼に両親が呼びかけたのは、「あまり遅い時間に寝ないこと」くらいだが、「本当にこの道で合っているのだろうか」という疑問符を抱いて彼を見つめるだろう。「僕は外部の影響を強く受けたり、他の人のせいでブレたりするタイプではありません。単に自分一人の悩みが多いです。もともとはそういう人ではなかったんですが。アルバムがいつ出るかは分かりませんが、たくさん作業しておきました。作業をしている時は幸せなので、アルバムには悩んでいる部分は出ないと思います。」

 

「H1GHR MUSICにまだ未公開の10代がいるらしい。」一部のヒップホップファンの間で今年からたびたび出回っているウワサだ。ウワサは事実だ。H1GHR MUSICは、TRADE Lを<W>グラビアを通して公式に紹介しようとした。彼の履歴を要約すると、こんな感じだ。「現在、高1。好きな音楽はヒップホップオンリー。ふと自分で作ってみたくなって中3の時にマイクを購入。AOMGの公開オーディション番組<Sign Here>に応募したが、かなり序盤で脱落。SoundCloudにアップした音楽を聴いたパクジェボムから2019年10月にオファーを受ける。」コンピレーションアルバムでTRADE Lはみんなの予想よりも大きな比重を占めている。聴いてみて足りないと思ったらもっと成長するまで待っただろうけど、遜色なかった、というのがパクジェボムの説明だ。「ジェボムヒョンに初めて会ったとき、すごく気まずいだろうと思いましたが、ヒョンが友達みたいに声をかけてくれました。ご飯食べたか?って。」大衆は聞き慣れないかもしれないが、知る人ぞ知る存在としてDJ SMMTもいる。彼は、友人であるSik-Kのステージに、DJとして一緒に上がったことを始まりとしてH1GHR MUSICのアーティストたちのステージを共にし、今はプロデューサーとしての領域を広げようとしている。「最近、これまで自分が歩んできた道のりを振り返ってみました。クラブシーンを始めとして、色々なアーティストと一緒にステージをこなしてきましたが、僕の痕跡と言えるようなものがほぼありませんでした。DJをしながらたくさんの音楽を聴いてきたので、今なら自分でビートを作れるだろうと思って、今年の1月1日に初めて曲作業に取り掛かりました。」強烈な音楽よりも、聞き心地のいい音楽が好きだという彼は、音楽の好みのように、話すときも柔らかく静かだった。H1GHR MUSICの関係者は、DJ SMMTを「DJ界のアイドル」と表現した。

 

Goldenは、最近放送が終了した<Voice Korea 2020>でキムジヒョンという本名で参加し、優勝した。私たちが対話した時点ではプログラムが絶賛進行中だったため、彼は製作陣の要請に応じて言葉を慎んだ。「以前から、何でもやってみよう、やるなら全部やろう、と考えていました。どんな観客であれ満足させられる歌手になりたいです。誰の前であれ堂々と歌えるレベルになりたいです。軍隊では、農業の片手間に見学に来たおじいさんたちの前でも公演していました。」歌手たちの全てのスケジュールがキャンセルにならざるを得なかったここ数ヶ月、彼は、生まれてからこんなに大変だったのは初めてだと言う。アーティストとして今最も悩ましい地点を聞いた時には、「生存」と答えた。そして生存の問題とは別に、歌手にとって歌を歌えるステージとその機会は切実だ。Goldenがサバイバル番組に出演することに対して懐疑的な人は多かっただろうが、「何でもやってみよう」の主である彼にとって究極的に大事なのは、ステージとその機会、そのものだったはずだ。「僕、実はR&Bボーカルを夢見て音楽を始めました。」独特なヘアスタイルのせいでスタジオ内で一番目立っていたWoodie Gochildの言葉だ。彼がR&Bを駆使する姿は到底想像がつかないが、個性の強いラッパーの世界でもユニークなアイコンである彼の全てのスタイルも、やはり想像可能な領域ではない。「僕も自分の音楽で会社の力になりたいけど、H1GHR MUSICファンダムの恩恵をかなり感じました。僕だけの世界を構築するまでにかなり時間がかかりました。そしてようやく殻を割って出てきたという気分のところで、コンピレーションアルバム作業をすることになりました。僕のリズムが崩れるんじゃないかと心配もしましたが、経験してみると、団体作業がすごくいいリフレッシュになりました。」Woodie Gochildはそのユニークさを維持しながらも、一つのスタイルに埋もれてしまわないようにしなければ、というジレンマがあった。「Woodie Gochildのアルバムはいつ出るんだ」というヒップホップファンたちの視線を意識しながらも、「見栄」を張らずに自分の現状を淡々と話す姿が印象的だった。

 

プロデューサーであるGroovy RoomとWoogieは、アルバム作業をするアーティストとしてH1GHR MUSICに所属している。Woogieは過去にボーカルをしていた経験もあるため、ボーカルディレクティングも比較的スムーズだ。彼が幼い頃にクラシック打楽器をやっていたというのは新鮮な情報だ。「他のアーティストの音楽をプロデューシングするのは、オーダーメイドスーツを作るような感じです。自分の音楽を作りながらアーティストを探すときは、その人にはよく見えていなくても僕の目には見える長所を引き出そうとします。」Woogieが作業した他のアーティストたちの曲のいくつかは、下半期にリリースを控えている。過去数年間、ヒップホップシーンで最もホットな名前のうちの一つだったGroovy Roomは、今やSaint Laurentのショーに招待されるプロデューサーデュオになった。毎年年初に、一年の太い目標を立て、そこから細い線を伸ばしていく形で計画を練るというGroovy Roomの2020年の大きなテーマは、「チャプター2」だ。「僕たちが目標達成をあまりに早く成し遂げてしまったという面もあります。音源チャート、大衆的ブランディング、一緒に作業したいアーティストなどに関するバケットリストがあったんですが、だいたい全て叶いました。その中で海外フェスティバルを経験して、プライベートパーティーで色々な人に会い、こんなに楽しい世界があるんだ、ということを知りました。ジェボムヒョンは本当にすごい人でした。それなりに有名なファッションピープルや音楽界の人間はみんなジェボムヒョンを知っていました(フィミン)。」昨年、韓国人としては初めて、EDMフェスティバルであるEDCラスベガスのステージに立った彼らに、新しく熱いスパークが飛んでいるようだ。Groovy Roomのチャプター2は、DJとしてのキャリアだ。もっと大きなステージで、人の音楽よりもGroovy Roomの音楽でしっかりやりたい、という思いに火がつき始めた。「何をするにしろ、一瞬だけホットなことに何の意味があるだろうか、と思います。長く、僕たちが今かっこいいと考えることをやろうと思います。人々の耳を意識するよりも、僕たちが好きなアルバムを作ります。フェスティバルで、僕たちの音楽だけを流すことが出来たら嬉しいです(フィミン)。」

 

「アイドルの次にヒップホップをやり、レーベルを二つ設立し、アーティストとしてアメリカのRoc Nationと働き、ギャングスターから華やかなパーティーで出会う財閥まで経験した唯一無二の人間。」パクジェボムは自分のような人間はまたといないと言った。最近の彼の最も現実的な悩みは、「時間」をどこにどう投資するかの問題だ。引き受けている役割は多く、彼を呼ぶものも多いからだ。それ、金持ちの典型的な悩みじゃないですか?と問うと、彼はすぐに答えた。「違いますよ。お金は稼げばいいものだと考えてきました、稼ぐ自信がありましたから。でも時間は稼げないし巻き戻すことも出来ないじゃないですか。」今や彼は「この位置で出来ること、やらなければならないこと」に悩む。歌手としては引退する時が来た、ということもたびたび口にしている。そのうちアイドルを手がけてみたいという思いもある。男性アイドルはどう練習すべきか、チームの雰囲気はどうあるべきか、どうすればかっこよく見えるか、を熟知しているからだ。彼は、キャリアをスタートさせる段階の若者たちにとって、周囲の人間の音楽的姿勢や普段の話し方ひとつが与える影響が重要だということを念頭に置いている。だとしたら、才能のある10代を、H1GHR MUSIC内である程度面倒を見てやりたいと思ったはずだ。ラッパーとボーカル、プロデューサー、DJ、そして多様な年齢層。H1GHR MUSICは、広く、高く、進んでいく。

 

「Sik-K、Groovy Roomと、Yellows Mobというクルーで一緒に活動していました。僕たちは同じ会社の同僚というよりは、基本的には友人という間柄です。友人たちが成長しているのを見て、僕も影響を受けました。DJをしていて、プロデューシングを始めてからはまだ日が浅いですが、有名で実力のあるプロデューサーたちにフィードバックをもらえるというのは、僕にとってとても大きな意味があり幸運です。」 - DJ SMMT

 

「コンピレーションは、2020年現在のH1GHR MUSICアーティストたちのカラーとエナジーを記録したアルバムになると思います。僕たちは年齢やキャリア、音楽的カラーなど全て違うんですよ。そんな個々人が集まってどんなシナジーを出せるのかが見れるはずです。多くのメンバーが、お互いが聴いている前でレコーディングする状況を経て、もう一段階成長した面もあります。」 - pH-1

 

「僕にとってH1GHR MUSICは『ロト』であり確実なターニングポイントです。ハイヤーに出会う前に所属していたクルーが僕のすべてであり家族でしたが、僕にもう一つの家族が出来たんです。この3年間、ここは滞ったことも、危機や試練もなく、発展だけして来ました。飲み会の時にはスタッフ数がかなり増えたことを体感します。今や僕たちはすっかり大家族になったなあ...」 - Woodie Gochild

 

「H1GHR MUSICに関連する仕事なら僕は躊躇したり葛藤したりすることはありません。全て僕の仕事だと考えます。だから全てのことに気を遣いたいです。軍隊にいる間、ヒップホップシーンに多くの変化があるでしょう。確実なのは、どのみち僕の場所は誰も触れられないということです。」 - Sik-K

 

「音楽界の周囲をぐるぐるして20年になりますが、一人で音楽をしていたことと、デビューしてキャリアを始めることは全く別の話です。一生懸命やるだけでは足りないと考えます。一生懸命、継続して出来るということが大事です。」 - Golden

 

「僕のような人間は唯一です。調子に乗っているのではなく、事実です。」 - パクジェボム

 

「望み通りに生きたいです。今の状態に200%満足しています。だけど悩みは多いです。物理的な時間は学校に費やしながら、精神は音楽により注いでいます。簡単なことではありません。ですが僕たちは幸せになろうと生きるじゃないですか。少なくとも今の僕は音楽を作っている時が一番幸せです。」 - Big Naughy

 

「作業をする時は、自分の考えるイメージに出来るだけ近い雰囲気の映像をつけっぱなしにした状態でやります。ちょうど映画音楽を作るみたいに。サッパリしていて綺麗な音より、荒くて質感のある音色が好きです。」 - Woogie

 

「この数年間、本当に必死に生きました。曲をたくさん作るのも大事でした。ふと、そんな必死さが果たしてどれほど続くのだろうか、と思いました。生涯必死に生きることは出来ないですが、そのエネルギーが少しでも削がれれば、インスタント食品のように他の作曲家に取って代わられることもあり得るじゃないですか。2020年が始まって立てた目標は、Groovy Roomの『チャプター2』です。もっと広い視野を持って、大きなステージに進もうと思います。」 - Groovy Room ギュジョン

 

「今、高校1年生です。小学生の頃からヒップホップ音楽だけが好きでした。一番好きなレーベルはずっとH1GHR MUSICでした。ところがある日、ジェボムヒョンからDMが来ました。SoundCloudにアップされてる音楽聴いたよ、会おう、って。音楽を始めてから1年半も経っていませんでした。こんなの、あり得ることなんですか?」 - TRADE L

 

「僕は『瞑想』がこれからコーヒーのようになると思います。多くの芸能人が瞑想をします。それを知ったら誰でも好奇心を持つはずです。世界は五感から成り立っています。五感がなければ、五感を認識する僕だけが残ります。そんな僕を僕が見つめるのが瞑想です。僕は一体誰なのか、全ての感覚がなくなったら僕という存在は何か、それを探す過程です。僕がラップでする話はそうやって気付いた真理に関することしかありません。」 - ハオン

 

「コンピレーションアルバムの作業でGroovy Roomが最も重点を置いたのは『協業』です。海外では一曲のために二桁の数の作曲家たちが一緒に作業するケースもありますが、まさにそんな協業をしてみたかったんです。出来るだけ多くの作曲家を曲に参加させながら、団体という雰囲気を出そうとしました。」 - Groovy Room フィミン

 

 

<終>